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ネコとアロマテラピーのキケンな関係 [アロマテラピー活用術]

2009年1月21日(水)

CIMG8581.JPG
普通、ネコなら嫌がるはずのミカンの香りですが…

最近食欲旺盛なモモタは、人が食べているものは何でも
においをかいでみないと気が済まない様子。

   結局、嫌いなにおいだったので、カゴにスリスリしてごまかしています…(^^ゞ

 

今はこんな風に元気いっぱいすぎる我が家の白ネコモモタですが、
実のところ、神経質なのか、あるいはアレルギー体質でもあって実際にかゆいのか…
身体を痒がっては舐めすぎたりかきむしったりして、脱毛してしまうこともしばしばです。
そんなときは、単に毛が抜けるだけではなく、皮膚の炎症を起こすことも多く、
ひどいときは発熱を伴う場合もあります。

    CIMG8288.JPG
    ちょうど1ヵ月前の写真です。
  この頃もグルーミングのしすぎでお腹の毛が薄いですね。  

 

そんなとき、ハーブやアロマを暮らしに取り入れている身としては、
ネコもアロマでケアしてやれないかとふと思ったりします。

そこで、アロマの資料をいろいろ調べると、ペットアロマテラピーに関して、
犬についての記載はいろいろとあるのですが、
ネコのアロマに関して言及している資料は一向に見つかりません。
イヌもネコも似たようなもの…犬に有効なやり方を試してしまおうか、と思ったりもしたのですが、
試しにネットで検索してみると…

「新聞にネコにアロマのティートゥリーが肝臓に悪いと大きく取り上げられていました…」
といったような記載が……


そんなわけで、ネコとアロマテラピーのことを調べ始めましたが…
あまり研究が進んでいる分野ではないためか、文献がほとんどないのが現状でした。

そんな中、ネコとアロマテラピーに関して、踏み込んだ記述のある本をやっと入手しました。

さてこの本、説明が行きつ戻りつして、正直、なかなか分かりにくいのですが、
その本を元に、ネコとアロマテラピーの危険な関係を、なるべくわかりやすくまとめてみました。

 
 ※分かりやすく…といっても、やっぱりわかりにくい部分が多々あると思いますが、
 ネコを飼っていて、アロマテラピーにも興味のある方はぜひご一読ください!

 

ネコと精油の組み合わせは、潜在的に危険であることが分かっています
それは、ネコが、以下のような特性(体質)を持っているためです。

①ネコの代謝機能の特異性
 ネコは、特定の物質を分解して、効率的に排泄するのに必要な
 グルクロン酸抱合酵素を持っていない。
   これは、ネコ以外のほとんどの動物が持っている重要な解毒機構である。
 そのため、特定の物質の排泄が緩慢になり、有毒な代謝産物が体内に蓄積し、中毒を起こしやすい。

②ネコは、ネコ科特有の生物学的特異性で、特定の薬物に対して他の動物と全く異なる反応を示す。
 他の哺乳動物では無害な精油成分のモノテルペン炭化水素類に対して、過敏である。

③他の動物でも使用量に気をつける必要のあるフェノール類ケトン類に対して
 特に非常に過敏である。

④ネコは非常に繊細で薄い皮膚を持っている。


大体、以上4点にまとめられるようです。

 

では、それぞれについて、アロマとの関係から少し補足してみます。
①ネコの体質そのものに関しては、獣医さんの領域かと思いますので、
 これ以上詳しいことは私にはわかりませんが、
 アロマとの関係において、
  ネコは身体に不要な物質の排泄が緩慢であったり蓄積しやすい特質を持っている
  ということが重要です。
 精油の成分も体にとっては異物ですから、体内に取り込まれた後、当然排泄されなければ
 ならない
わけですが、ネコの場合排泄に時間がかかったり、排泄されずに蓄積しやすいわけです。 
     
   
②、③について、アロマの領域での説明を加えていきたいと思います。

※そもそも精油とは、無数の化学物質で構成されており、それぞれが独自性を持っているもの
  
だということをまず言及しておかなければいけませんね。
 
②ネコが過敏なモノテルペン炭化水素類とは…
  ほとんどの精油に含まれている物質ですが、特に柑橘系の精油は、これを主成分としています。
  モノテルペン炭化水素に属する芳香分子の主なものはリモネンピネンです。
  リモネンを多く含む精油…オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ベルガモット、ネロリ
                  レモングラス、フェンネル、ブラックペッパー、フランキンセンス
                  ミルラ など
  ピネンを多く含む精油 …ローズマリー、ユーカリ、サイプレス、ミルラ、フェンネル など

  これらの物質にネコが過敏であるというのは、ネコにみかんのにおいを嗅がせてみたことがある
  方ならなんとなく納得していただけるのではないでしょうか。

③フェノール類、ケトン類について
 フェノール類…非常に強い殺菌作用がありますが、皮膚刺激が強い芳香成分です。
          また、人の場合でも、長期間大量に使い続けると、肝臓に悪影響があるとされて
          いるため、低濃度、短期間の使用が望ましいとされているものです。
  フェノール類を含む精油…オレガノ、タイム、シナモン、クローブ、ウィンターセボリー など

 ケトン類…神経毒性があるといわれる芳香成分。
       人においても長期継続使用は中枢神経の異常の恐れがあります。
       乳幼児や高齢者、妊婦には使用厳禁です。
  ケトン類を含む精油…スペアミント、フェンネル、ジャスミン、ヒソップ、セージ、
               ワームウッド、カンファー、スパイクラベンダー など


以上のように、精油の種類によっては、ネコにとってはとても危険な物質なわけですから、
その上、④のように繊細でうすい皮膚のネコに精油を塗布するのがいかに危険なことであるかは
もうおわかりいただけると思います。

CIMG8313.JPG 温泉卵は安全かにゃ~?


もしどうしてもネコにアロマテラピーを行いたい場合、
精油ではなく、芳香蒸留水(ハイドロゾル)の使用を著者は勧めています。
 芳香蒸留水は、精油を抽出するために水蒸気蒸留を行う際に、精油分と分離される水分です。
※しかし、現状では、ローズやラベンダーなどの限られた種類以外のものは、
 精油と比べて入手が困難かと思われます。 

 

また、ネコがいる室内で、自分がアロマテラピーを行う場合にも注意が必要です。

人が室内で芳香浴やアロマトリートメントを行う場合には、
 ・なるべくネコから離れた場所で行い、換気に留意する。
 ・芳香浴を長時間にわたり行わない。
 ・ネコが不快感を感じたときのために、ネコが自由に動き回れる状態で行う。
  (ネコをケージなどに入れて逃げ場のない状態で行わない)
などの配慮をする必要がありそうです。 

 

気軽に暮らしに取り入れられると思われがちなアロマテラピーですが、
精油には危険性もあることを、常に考慮に入れておかなければなりませんね。

 

参考文献

愛しのペットアロマセラピー

愛しのペットアロマセラピー



 

 ネコとアロマテラピーに関しては、こちらより引用させていただいています。



 

精油の成分に関しては、主にこちらのを参考にさせていただいています。



 

 

CIMG7677.JPG 気をつけろよ~!

さて、私のプロフィールページには

 凝っていること:ネコにミカンのにおいを嗅がせていや~な顔をするのを見ること

との記載があるのをご存じの方もいらっしゃると思いますが…

 

これ、やってはいけないことだったのですね~。

ごめんなさい!!
もうやりません…^^;

CIMG8547.JPG
ヒアシンス…早く咲くといいな~!

 

愛用のカメラ(コンパクトカメラ)、入院しちゃいました。
今後のブログ更新はどうなる事やら…。

この際デジタル一眼レフを買ってしまおうか…
でもいざ買おうと思うと、どの機種にするかなかなか決断できないものですね~^^;

 

 

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多夢

私もネットショップを始めてから、貴ブログを参考に芳香(&音楽)でアロマテラピーを始めました。
おかげで天気の良い日は昼間からうとうとしてしまいます。

猫と犬、食べ物もキャットフード→犬に与えるのはダメ(高カロリーなので)みたいですね。逆は良いみたいですけど。
さて、1月も後半にはいりました。そろそろ花粉シーズンです。
モモタクンは毎年大丈夫でしょうか

一眼カメラですか~。機種決定はこだわりがなければ、好みでいいと思いますよ。
画質はそんなに変わらないでしょうから。
値段、大きさ、重量、カッコよさ。で良いんじゃないでしょうか
(人によっては交換レンズ、画素数、感度、連写速度等にこだわる方もいらっしゃいますが)
購入された暁には一緒に勉強しましょう^^;


by 多夢 (2009-01-21 22:19) 

saku

へ〜
お勉強になりました。
猫ちゃんのいる所では気をつけます。
by saku (2009-01-21 22:20) 

ゴーパ1号

デジ一ですか!?
〈ゴ〉は、まだまだだな〜^^;
by ゴーパ1号 (2009-01-21 22:43) 

お好み焼き屋のおばちゃん

ミカン、歯磨き粉、メンソレータム、サロンパス・・・猫ちゃんの嫌いな匂いってたくさんありますよね・・・嫌がる顔が見たくて・・・ついつい・・・はい、やめましょう!!
by お好み焼き屋のおばちゃん (2009-01-21 23:26) 

piyo

こんばんは、piyoともうします。
今日は、私のブログに遊びに来てくださり、ありがとうございます♪
私も早速遊びに来させていただきました。
ももたちゃん、まっしろでオッドアイ、とってもキレイなねこちゃんですね。
かごにすり~っとしてる姿がかわいい(*^_^*)
アロマって、人間には癒しになるけど、猫ちゃんにはキケンな面があるのですね。人間にとってよいものが猫ちゃんにとってよいとはかぎらないのですよね。きをつけなくちゃ。。。
私はゆるゆる更新でご訪問も遅れがちですが、これからも仲良くしてくださると嬉しいです。
by piyo (2009-01-21 23:43) 

あずき*

とても参考になりました!!
猫ってデリケートなんですね!!
我が家の次男くんも何でも嗅ぎ(食べ物全て)に来ますが
嗅いではいけないモノのあったんですね!!

モモちゃんの温泉卵を見てる姿 可愛い~~!
by あずき* (2009-01-22 00:01) 

mimimomo

おはようございます^^
そんなことがあったのですか~猫ちゃんもやはり敏感に感じるのですね~
自分の体に悪いって~ だからみかんを嫌がるんだわ~
by mimimomo (2009-01-22 05:14) 

majoramu

めりっささん、研究家ですね。
ここまで調べたら モモちゃんも安心です。
ついつい、自分によかったものは周囲の人に勧めたいですが、
猫に限らず、人でもだめなことがありますものね。
by majoramu (2009-01-22 07:52) 

チョコミント

「猫にコバン」じゃなくて「猫にミカン」は良くなかったんですね!
なるほど、ナルホドと読ませて頂きました。
フェノール類、ケトン類・・・で、
資格受験の頃を思い出しましたが、
もうすっかり忘れてしまったかな(笑)
by チョコミント (2009-01-22 13:18) 

こぎん

めりっささんの研究熱心なのには、驚きました。
おばちゃんが書いてあるようなの・・・ホントに嫌いでいや~な顔しますよね。
一緒に寝るんで、寝る前にグルーミングのつもりなのか、私の顔を舐めてくれるんです。
それは嬉しくもあり痛くもある儀式なんですが、塗っているクリームが気になるんで、
歯磨き後の香りで撃退しています(^w^)
せめて、手をなめなめにしてもらっています。
あとは・・・フローリングのワックスがけも素足で歩く彼らには気になります。
なので、それが理由でかけてない?? (´▽`)
それはただのぐうたら??

by こぎん (2009-01-22 13:58) 

火水隊選手

子供の頃飼ってたネコにミカンの皮をしぼってその汁を鼻っ面にかけて
イジメテタけどそれはやっては×なことでしたか。あははは・・

動物はカユイ時とか腫れている場所などはとにかくなめてなめてなおしますからね、よく動物に人間が使用するスプレーなどかける人がいたらそりゃ
もうもってのほか!!  でも最近は自然の動物も人間と同じようなアレルギーを持っているのもいると聞きますが・・・・
by 火水隊選手 (2009-01-22 20:11) 

HEIJI

ネコはミカンがダメだったんですね。
ヒトと感じ方が違う(危険でさえある)って全然意識してなかったです。
近しいものほど気づかないのかも。
by HEIJI (2009-01-22 21:59) 

marilyn

こんばんは。 ネコちゃん、デリケートなんですね。多分、ワンちゃんもそうだと思うんですが、気をつけなければいけないことが結構あるんですね。めりっささんの説明、すごくわかりやすいです。
モモタクン、なんとかよくなるといいですね☆彡
デジイチ、楽しいですよ!一緒にやりましょう~。なんて誘っちゃった。
by marilyn (2009-01-22 22:53) 

mocotan

なるほど~~! 初めて知ることばかりです^^
私も以前、飼ってた猫にみかんの匂いをかがせてました^^;
これからはしません☆
by mocotan (2009-01-23 01:02) 

k-sakamama

おはようございます。
猫ちゃんってみかんの香りが嫌いなんですね。
うちのワンコもアレルギーでずっ~と病院通いでした。
フードもナマズの缶詰(病院で購入)で食費が大変でした。
早く、アロマのことを知ってれば良かったなぁ~
(16歳で虹の橋に旅立ちました。)
モモタくん、はやく良くなるといいですね。
我が家のヒヤシンスは開花していい香りを振りまいてますよ~
昨日、写真を撮りましたぁ~
2~3日後のUPする予定で~す。
by k-sakamama (2009-01-23 08:28) 

MERRY

黒たまご、地獄谷のお土産ですか?
私は夫と二人で箱根に行った時に食べて、かなり寿命が延びちゃいましたよ。
by MERRY (2009-01-23 14:23) 

ヤヨ

飼い主が知っていることは、
とっても大事なことですよね。
ユリの花が猫にとってとても有毒なことなども
多くの方に知って頂きたいです。

by ヤヨ (2009-01-23 15:51) 

畑の帽子

人が使う場合でもたくさんの事を学ばれるのに、動物の世界まで…。
でも、飼い主が学んでおく事は大切ですね。 
そういえば子供の頃飼っていた犬のご飯に玉ねぎ…。「どうだったんだろう?」と今はもう思い出せない遠い過去を考えたりします。 ^^;
by 畑の帽子 (2009-01-24 22:20) 

Anne

ネコってとっても繊細なんですね☆
良いと思われることが逆に害になるなんて!
「知らない」って恐ろしいです(・_・;)
同じことが人間にも言えそうですよね。

by Anne (2009-01-24 22:24) 

poyo

ヒトとネコは随分と違うのですねえ
家の店でも精油を扱っているので注意しないとなあ
勉強になりました!
by poyo (2009-01-25 08:00) 

SAKANAKANE

ネコとアロマテラピー、色々と気を付けないとイケナイんですね。
ほとんど何も知りませんでした。
それにしても、モモタくんの写真は、どれも本当にカワイくて、和みますね~。
by SAKANAKANE (2009-02-01 17:16) 

ちゃー

はじめまして(o^∀^o)
『猫 アロマ』で検索した結果、たどり着きました。

実は主人が花粉症で、ユーカリとティートリーがいいと聞きユーカリのアロマを購入しました。購入して設置して数時間…猫にアロマは危険!を思いだし(;_;)ユーカリは?と思い検索してました。
このコメントを書く前に、いそいそとユーカリアロマを玄関に撤去[ダッシュ(走り出すさま)]明日処分します…

猫にも安全、妊婦(妊娠希望なので)にも安全なアロマって、なかなかないのが現状ですね。
by ちゃー (2010-03-19 05:20) 

めりっさ

■ちゃー様
ご訪問ありがとうございます。
出来ればご訪問してお伝えしたいのですが、ご自身のリンクを貼っていらっしゃらないのでこちらでお返事いたします。読んで頂けると良いのですが…。
せっかくご主人のために用意なさったユーカリのオイル、処分しなくてもいいと思いますよ。
ネコへの危険性は、直接ネコの皮膚に塗るなど、ネコの何らかの症状に対してその軽減を目的として使用することを想定して書いたものです。
人が精油を使う場合、最後の方に記載したように、ネコからなるべく離れて、ネコ自身がいやなにおいだと思った時に逃げることができる環境を作って行えば良いと思います。
ネコはいやな香りだと思えば自分から逃げますから。
どうぞ、あまり神経質になりすぎないようになさってくださいねー!

それから、妊婦さんの場合ですが、精油の中のいくつかの種類のものに「通経性」の作用があるので、妊娠初期に使用すると流産の恐れがあるというのが一番危険なところです。現在妊娠中でなければ、精油の使用にまったく神経質になる必要はありません。人間の場合、体内に入ったアロマの芳香成分は数時間で排泄されてしまいますから。

上手にアロマを利用して、ご主人の花粉症が軽減すると良いなぁと思います。

by めりっさ (2010-03-19 08:04) 

kirika

はじめまして。
「アロマ」「猫」というキーワードからお邪魔しました。
猫がいるのですが、アロマも好きで・・・なのですが、猫に良くないオイルがあると知り、もっと知識を増やしたくてウロウロしておりました。

具体的に、本まで紹介されてあったので、こちらに伺ったのを機会に色々勉強してみようかと思います。
ありがとうございます。
by kirika (2012-06-20 15:35) 

たえこりん

猫にみかんはちょっとこわいみたいですね
by たえこりん (2017-01-19 13:19) 

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